練習作品【キリン】を作ってみよう!!
まずは風船1本でできる作品で練習を。
単純な作品ですが、いろんなひねりの練習になります。
あと、バルーンアートに必要な「バランス」の取り方もわかってくると思います。
バルーンアート、作ってみてわかることは、「バランスが難しい」・・・ってこと。
最初はうまくバランスがとれないかも知れませんが、
何度か作っているうちに可愛い形に作れるようになります。
右の写真は、キリンです。
黄色のバルーンで作ればもっとキリンっぽく見えたと思うのですが・・・
キリン作りのポイントは、「首の長さ」。
「キリンだもん、首は長くね♪」とやたらめったら長さをとると
胴体や足の短いキリンになってしまいます・・・
顔の長さと首の長さのバランスを上手に取ることで、
キリンっぽいバルーンアートになると思います♪
レッツトライ☆
バルーンをふくらませます。
半分ほど空気を入れた段階で、よくほぐしてバルーンの尻尾まで空気を送ります。
風船をほぐしながら空気を入れ、風船のしっぽが10cm余るあたりで風船を閉じます。
(風船の尻尾の余りはとても大切。
間違っても風船がぱんぱんになるまで空気を入れてはいけません)顔の部分をひねります。
バルーンの端から6cmのあたりでひねります。
ここで、さらっと重要なことを書きますが・・・・これが、基本のひねり。
・ひねってできたパーツを、バブルと言います。
・ひねる方向は常に同じ方向に。ひねった後2〜3度回しましょう。
1つめにひねったパーツ(バブル)がキリンの顔の部分になります。耳の部分をひねります。
続けて2cmのバブルを2つたて続けにひねります。
これが、キリンの耳になる部分。気をつけたいことは、先に作った顔のパーツ。
放っておくとひねりが解けて元に戻ってしまいます。
左手は、新しいバブルを作るためのサポート+、先に作ったバブルを崩さないようキープする役目。
慣れるまでは足などを使って固定してしまっても良いと思います。いきなりの大技、たらこひねり。
初心者には、何とも恐ろしい難所。それが、たらこひねり。
慣れれば簡単なんですが、慣れるまでが恐ろしい・・・
しかし、たらこひねりなくしてはバルーンアートは不可能。
バブル同士のキープ力もありますので、たらこひねりの後の左手もフリーに。耳が2つの、キリンの顔が完成しました。
(斜め後ろから見ている感じ)首、前足パーツをひねります。
顔の次は、首の部分、25cmバブル、
続いて10cmバブルを2つ、計3つのバブルをまとめてひねり、
10cmバブル2つをたらこひねり。
これでキリンの長い首(25cmパーツ)と、前足(10cmパーツ)の完成。いよいよ作品は佳境に。胴体、後足の制作。
胴体部のパーツとして、8cmバブル1を1つ、
足パーツとしてバブル8cmバブルをさらに2つ、合計3つひねります。このあたりから難しくなってくるのが、風船の余りのバランス。
私は早速首に長さを取り過ぎたので、やや胴の短いキリンさんに。
前足と足の長さを揃えると、可愛い形になります。
風船の余りのパーツは尻尾に。キリンの完成。
この作品は、まさにバルーンアートの原点ともいえる作品。
パーツの長さを変えたり、少し応用を加えることで色んな動物に変化させることができます。例えば同じ手順でバブルの長さを全て9cmで作ると、【犬】に。
ウサギを作る場合は、耳を長く。後足を大きめに作って、前足を後足のたらこひねりにいれこみます。